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タイ・ホアヒンへの移住 & 早期リタイア生活の話などをいろいろと~
国際結婚夫婦が、セミ・リタイア以降はタイのホアヒンで~と思いつくまでの過程から、その後の計画、タイ・ホアヒンへの移住や、タイでの生活などの話をいろいろとお届けします。時々、国際結婚の話や、ゴルフの話なども。気力があれば、たまにタイの政治情勢なども。'早期定年退職'、'老後は東南アジアで'、'ゴルフ・リゾート'、'のんびり暮らす'、などのキーワードで検索中の方は、たまにお立ち寄りください。

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タイ (ホアヒン) の家にソーラーパネルを設置しました その2

我が家のソーラーパネルのリサーチは、実は2014年にホアヒンに家を買った時からはじまっていました。

同じ頃にホアヒンに家を買った豪州人の友人夫婦が早々に設置していたからです。

それまで住んでいたシンガポールではコンドだったので、自分たちの話として真剣に考えたことはなかったんですよね。
最近のテクノロジーの話として、たまに情報を得ていたくらいで。

以前のタイは、個人住宅にソーラーパネルを設置するのには規制が厳しくて、当時はもっとグレーゾーンなことも多く、PEA(タイの電力会社)とのトラブルの話もよく聞きました。

更にまだまだ設置にかかる費用も高くて、元を取るまで8-9年と言われていたのもあり、我が家としては様子見状態が続いていました。

数年前から規制がかなり緩和されて、一応グレーゾーンをかいくぐることなく設置はできるようになりました。

まだ余剰分の電力会社による買い取りとか、メーターを逆戻しにすることに対する規制とか、PEAとソーラーパネルの設置会社が交渉中のことは色々あるようですが…。

Hua Hin Blog / Thailand


法律的な問題がクリアーになってきたのと、設置にかかる費用が安くなってきたのと、電気料金が上がってきたのが重なって、最近のホアヒンでは、ソーラーパネルを設置する人が急増しています。

住宅街を走っているとあちこちの屋根にソーラーパネルが設置されているのをみるようになって、我が家も昨年くらいから真剣に検討を再開するようになりました。

テクノロジー、環境面の問題、コスト、メンテナンスなどなど…。

技術的には一昔まえに比べると随分進んでいて、我が家はバッテリーを導入するかどうか…というところで随分悩みました。

環境面では、日本では環境に悪い、有害物質が!という意見が多く、気になって随分リサーチしてみました。

日本はまず『天災がものすごく多い』こと。いつ大型地震がくるかもしれないし、地域によっては定期的に巨大台風に襲われて、屋根が吹っ飛ぶなんてことも…。
そういう地域に住んでいると、ソーラーパネルがふっとばされたらどうするのか…という前提になっているんだと思います。

そうでない地域では、めったに起こり得ないことはあまり想定していないという感じ。

そんなことでいいのか…という意見もあると思いますが、ほぼ地震の起こらない地域で、一般の住宅を建てるのに震度7に耐えられる耐震性をもたせた家を建ててない…というのはよくある話ですし…。

一応英語では、粉々にしたパネルを長期間水につけて、どれくらい有害物質が水に溶け出すのかといったような実験もしていて、実際にそれほどでもない(最近の改良バージョンの話)という結果をだしているところもありました。(信憑性ははかりようがない)

実際台風もこないし、地震もないし、ソーラーパネルが壊滅的なダメージを受けるような天災がない場所に住んでいますが、もし日本に住んでいたら、やっぱり躊躇するかもしれません。

メガソーラー発電所の環境破壊の問題はまた別だと思っています。

Hua Hin Blog / Thailand


設置コストに関しては、今は随分安くなっていて、我が家の場合(バッテリーを設置するしない、メーターがどういう種類のかなどにより変わってくる)は4年で元が取れるという試算です。

8-9年と言われていた時は、かなり高額の買い物をすることになり、決心がつきませんでしたが、4年と言われると我が家にも急に現実的になりました。

年に1-2度くらいメンテナンスが必要なのかと思っていましたが、設置会社の人は、困った時・故障した時にだけ呼んでくれればいいとのこと。

この手のってエアコンもそうですけど、メンテナンスが儲けどころだったりすると思っていたので、これは意外でした。

更に多少の雨はふってくれた方がよくて、今回の乾季のように全く降らない時期が長く続くとホコリの溜まったのがこびりついてしまうので、そうならないうちに拭き掃除をした方がいいとのこと。

それも、別に自分たちでもできるとのこと。無理ならご相談くださいと言われました。

我が家はバッテリーは設置しませんでしたが、もし後からつけたいと思ったら可能なタイプのインバーターにしました。

今回はパネルは12枚設置しましたが、このインバーターで18枚まで可能ということなので、あと6枚ならインバーターをかえることなく増設可能。

今回かかった費用は、インバーター、パネル12枚の材料費、設置費用など全部含めて USD7000 弱といったところです。

このスペックで平均一日 30kw の出力で4年で元が取れる計算です。

先月の合計が 991.36kw だったので、平均約 32kw。雨季中盤はもっと曇りの時間が増える分、乾季はもっと天気がいいので、年間を通して平均一日 30kw という予測。

Hua Hin Blog / Thailand


ただし暑い時だと余裕で一日 30kw 以上消費するので、パネルの増設も検討しています。

タイは今が一番暑い時期なので(一番日照量が多い時期ではない)、これから来る本格的な雨季と、乾季(涼しいが日照量が多い)を過ごして、来年の2-3月くらいには増設するかどうかを決めようと思っています。

エアコン全く使わなければ 30kw なんて多すぎるくらいなんですけどね…。

うちは大小あわせて冷蔵庫が4つあるし、プールのポンプも毎日タイマーで動くし、TVやPCの使用時間も長いし、もっと基礎消費量が多いと思っていたんですけど、毎日スマホのアプリでチェックしていると、ほぼエアコンだったということがわかりました。

それで、来週は古いエアコンを新しいインバーター式に取り替えます。新たに2台追加の設置も。
エアコン取り替えたらどうなったかは、また後ほど。







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