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タイ・ホアヒンへの移住 & 早期リタイア生活の話などをいろいろと~
国際結婚夫婦が、セミ・リタイア以降はタイのホアヒンで~と思いつくまでの過程から、その後の計画、タイ・ホアヒンへの移住や、タイでの生活などの話をいろいろとお届けします。時々、国際結婚の話や、ゴルフの話なども。気力があれば、たまにタイの政治情勢なども。'早期定年退職'、'老後は東南アジアで'、'ゴルフ・リゾート'、'のんびり暮らす'、などのキーワードで検索中の方は、たまにお立ち寄りください。

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タイでリタイアしようと思う(我が家の検討編)

シンガポールに住んでいる間に、近辺の東南アジア諸国には積極的に旅行に行きました。

Hua Hin Blog / Thailand


今までの経験で、旅行で行くのと住むのでは全然違うというのはわかっていましたが、少なくとも旅行で行っても『ここにもっと長くいたい』と思わないようでは話になりません。

ここならと思うところがあれば、いずれ長期で滞在してみて…とは思っていました。

シンガポールにいるとマレーシアにはしょっちゅう行きますし、夫は2年くらいの間、月に1-2週間はKLに出張で滞在していて、私もたまに夫を訪れていました。

インドネシアは、ビンタン島には毎週通っていましたが、あそこはまあシンガポールみたいなものですからね。

フィリピン、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア辺りは一通り検討しました。
結果、多くの選択肢からタイに絞るまでに余り時間はかかりませんでした。

殆どの場合、各国それぞれの問題で長期で暮らしたいとは思えなかったのに、タイには何度でも行きたかったし、毎回もっと長く滞在したいと思ったからです。

Hua Hin Blog / Thailand


他の国は、旅行で行くぶんにはそれぞれ魅力的な観光地ではありましたが、インフラ、治安、文化などが、私達のリタイアの地向きではありませんでした。

この辺は長く住む土地に何を求めるかは人によって違うので、それぞれが自分で行って、自分で肌で感じて検討するしかないと思います。
逆に、それぞれの国で幸せに暮らしている人に、いくらそんなことないよ、いいところだよと言われても、それは私達の『いいところ』とは違うので、どうしようもありません。

タイはまず生活物価の安さを考えるとそれに比べて、都市部ではかなりインフラがしっかりしているんだなということを改めて感じました。

比較的治安もいい。もちろん犯罪の話もききますが、時と場所と行動に気をつけないと、トラブルに巻き込まれるのはどこの街でも同じこと。

バンコクで、ホテルの近くで一人で食事をして一杯飲んだ後に、ホテルまで歩いて帰るのに不安を感じたことはありません。
もちろんどういうエリアのどういうホテルに泊まるかはちゃんと選択しますけど。

実際には銃を使った犯罪も多いのですが、その多くが商売をしている時の争いやヤクザ的な抗争だったり、痴情のもつれ(これがビックリするくらい多い)などの場合が多くて、ある意味外国人として余りローカルに交わらずに暮らしていると、それほど身近に銃の危険を感じることはありません。

実際にホアヒンに暮らし始めてからは、この頃(リタイアの地を検討していた頃)に感じてた以上に治安の良さを実感しています。

初めてバンコクを訪れた頃に比べると、公共の交通機関の発達もめざましく、バンコクに住むなら車を運転できなくなっても快適に暮らせるなと思ったのもポイントです。

更に現地語(タイならタイ語なわけですが)が余りできなくても快適に暮らせるという点はものすごくポイントが高い。改めて念を押しますが、仕事とか学業とかではなく、リタイアで住む話をしています。

ちょっとした日常の飲食やショッピングなどだと、ありがたいことに店員さんたちはたいてい最低限必要な程度の英語は話してくれます。
この程度でも東京では全く無理でした。それを考えると、本当にすごいし、ありがたいことだと思います。

家を買うとか、リノベーションをするとか、色々高額出費がともなうような案件では、たいてい英語人がビジネスをしているところが沢山あって、入り口の話し合いや見積もり、条件確認といった細かい話はだいたい英語がネイティブの人とできるというのも、ものすごく安心感がありました。

実際に工事をしたり、手続きをしたいりするのはタイ人のスタッフですが、あいだの橋渡しをしてくれる人と英語で普通に細かい話ができるのは、単に助かるという以上に不安を軽減してくれます。

ホアヒンやパタヤといったリゾート地と、バンコクのような大都市とのアクセスが便利というのもプラスでした。

大都市の方に住むと決めたら、リゾート地が近いのはいいですし、逆にリゾート地に住むと決めたら大都市へのアクセスがいいのは便利です。

1ヶ月くらい旅行で滞在するなら、リゾート地に籠もっていても楽しめますが、住むとなるとまた別の話。

どうしても地方都市では手に入らないものを調達に行くとか(日本の食料品とか、電化製品とか)、地方では足りない文化的な要素を取り込みにいくとか(イベントに参加するとか博物館に行くとか)。

そしてこれが無くては他がどうでも住めなかった点ですが、私達が住みたいと思うような住宅が私達の予算でも買えるという点ですね。
そして、既にタイで物件を購入した知人を何人か知っていて、購入後5年とか10年とかいう人達の経験談を実際に聞くことができたのも大きかったです。

夫は辛いものは食べられませんが、それでもタイ料理は他の東南アジアの国の料理より口にあったというのもあります。

辛いもの以外のタイ料理は、比較的薄口の中華料理といった感じ(タイ人は各自で砂糖などを追加して食べていますが)。
食べ物に関しては、それこそ完全に個人の好みなので、いや◯◯国の料理の方が美味しいよと力説されても困ります。

住むようになれば自分達で料理して食べることもできるし、ローカル料理以外のレストランもあるわけですが、まあ現地の食べ物が口にあうにこしたことはありません。

こういった辺りの総合点で、リタイアする『国』としては、我が家では割と早々にタイに決まりました。

『タイ』と決めてから後は数年かけての、『タイのどの都市に住むか』の検討の日々がはじまります。

次回はようやく『ホアヒン』に決める話。







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