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タイ・ホアヒンへの移住 & 早期リタイア生活の話などをいろいろと~
国際結婚夫婦が、セミ・リタイア以降はタイのホアヒンで~と思いつくまでの過程から、その後の計画、タイ・ホアヒンへの移住や、タイでの生活などの話をいろいろとお届けします。時々、国際結婚の話や、ゴルフの話なども。気力があれば、たまにタイの政治情勢なども。'早期定年退職'、'老後は東南アジアで'、'ゴルフ・リゾート'、'のんびり暮らす'、などのキーワードで検索中の方は、たまにお立ち寄りください。

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10年更新のタイのリタイアメントビザを申請するのに必要な健康保険料?

昨日はネットに流れてきた最初のニュースを見て、『タイのリタイアメントビザが10年更新になるのか?』という話を書きましたが、今日はその続きの健康保険料の話。

10年更新のビザの話を読んで、大きく変わるのは3点で、

  • 一つは経済力の証明が以前は80万バーツだったのが300万バーツになること、

  • 次に以前はその80万バーツは申請後直ぐにでも引き下ろせたのが、今後はその300万バーツは1年間は引き下ろしができなくなること、

  • そして3つめが健康保険への加入が義務づけられること

・・・のようでした。
(この辺も直接政府発表の詳細を読んでいないので、正確なところはまだ不明)

経済力の証明に関しては、ちょっとタイトになりますが、これが理由でリタイアメント・ビザが取れなくなり、あきらめて自国に帰る・・・というひとばかりではないと思われます。

もともとタイで『リタイア』で暮らそうと思っている人は、老後働かなくても食べて行けるだけの資産があることが条件で来ています。タイで働くことはできませんので。

以前から一度に80万バーツの預金残高をみせるかわりに、一定額の年金が振り込まれることを証明する方法でビザを取っている人もたくさんいて、これらの人達に別途貯蓄が全くなければ、今後リタイアメント・ビザを取ることはできなくなります。

まわりで年金ベースでリタイアメント・ビザを取っている友人達をみる限りでは、この『貯蓄が全くない』という人は少なく、一応月々は年金で暮らすけど、それ以外の旅行や大きな買い物、病気になった時のためなどに、自国の家を売ったお金などを貯金している人が多いようです。

その場合、300万バーツに手をつけられないのが最初の1年だけであれば、余り自分の財政にインパクトがない状態で、新規のルールでもビザの申請ができる人は多いと思います。

全く預金がない人、いままでは残高証明を取るために3ヶ月だけまとめてお金を借りていた・・・というような人であれば、本当に新しいルールが施行されたら難しいでしょうが・・・。

3番目の変更点の健康保険への加入ですが、これも周りの友人の多くは既に入っているという人の方が多いくらいです。
実際我が家も保険料と支払額を検討して、どうしようかねぇ~と迷っていたところで、まったく入る気がないというわけではありませんでした。

ただ、『US$1,000 for outpatient care (外来) and $10,000 or more for inpatient care (入院) per policy per year』という風に本当に決められてしまうんだとしたら、これ以下のポリシーを買っていた人達は、いままで以上の保険料を払わなければならなくなります。

実際これだけのカバーにはどれくらいの保険料がかかるのか、ちょっとだけ調べてみました。
実際には法律が施行される際に、正確な情報がながれてくる(だろう、笑)と思いますので、その時点で詳細をリサーチする予定ではいるのですが。

以前保険料の概算を見積もるときに一番便利だったのが Bupa というグローバルに展開する保険会社のサイトなので、まずは今回もそれを使ってみました。

大雑把にうちの旦那の年齢で、『外来がUS1000ドル、入院が10000ドルを年間上限でカバーする』というので調べてみると以下の図のような感じでした。
該当するのは右端の Platinum 3 というプランです。

タイで早期リタイア・ホアヒンブログ

色々条件を調整して、もう少し申請条件にギリギリ近い位にもできますが、余裕をもって申請条件を満たすようにしても掛け金がそんなには変わらなかったので、あまり掛け金が変わらないなかで一番保証が多いのを選択してみました。
これで年間の掛け金が約100,000バーツです。

以前友人にいくら保険にかけているか聞いたところ、一人約100,000バーツと言っていたので、この辺が相場なのかもしれません。

夫婦二人ならこれが倍で年に200,000バーツ。
全く掛けていない、掛ける意思がなかった・・・という人に取ってはかなりの追加出費。
今までも保険掛けてたから・・・という人には何も変わらない・・・ということかもしれません。

来年のビザ更新時に、この新しいルールが本当に施行されている可能性もあるので、これから1年かけて保険の件はもう少し詳しくリサーチしてみるつもりです。





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