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タイ国王崩御 - タイの一番長い日10月13日
今回シンガポールに戻ってきたのは大きなイベントが2つあったからで、昨日はようやくそれが両方とも終わり時間もできてきて、色々ブログにアップしようと思っていたところでした。コンピュータに向かうと、ネットではどこでもタイのラーマ9世プミポン国王の容体が悪化していて予断を許さない状況だという話ばかり。
・・・とても自分の話を書いている気持ちの余裕はなくなり、一日中ネットにはりついて、プミポン国王関連の情報を追いかけていました。
最初は病気回復を願って国民が病院の周りに集まっている・・・というような報道ばかりだったのが、そのうちプラユット暫定首相が視察を途中で取り止めバンコクに戻って来たとか、ワチラロンコン皇太子が急遽ドイツから帰国したなどの慌ただしい報道に変わり、その後親族一同が病院に集まった・・・と危篤状態を思わせる報道に・・・。
午後には最悪の状態を想像させるに至る様々な政府内の動きが報道されはじめましたが、それでも尚国民が病気回復を祈っている様子も報道され続け、昨日は本当に『タイの一番長い日』だったと思います。
みなTVやネットにかじりついて、いつ政府又は王室から正式な発表があるかと待っている中、途中フライングの報道などもありましたが、タイ時間の7時になるとメディアは一斉に『タイ国王崩御』のニュース一色に・・・。

Thailand's King Bhumibol dies at 88 - BBC News
BBC Soul of a Nation : The Royal Family of Thailand (1979)
崩御のニュースとともに直ぐに報道されたのは、
(1)全ての公的な場所、国営企業、政府関係機関及び教育機関は、10月14日より30日間半旗を掲揚する。
(2)全ての公務員及び国営企業従業員、政府機関職員は、10月14日より1年間喪に服す。
(3)一般国民は、適切な行動を考えて行動すること。
くらいでした。
(在タイ日本国大使館 - プミポン国王陛下御崩御のお知らせ及びタイ国首相府の発表)
昨晩タイ時間の9時から臨時の会議を開いていたようですので、国葬などその他の詳細は追って発表されることでしょう。
取りあえず新国王にワチラロンコン皇太子が即位するということは決まったと発表がありましたが、ワチラロンコン皇太子は国民と喪に服す時間を求めているという報道も・・・。
色々問題報道も多かった皇太子ですが、今後はプミポン国王のように国民から敬愛される国王になってくださることを期待するばかりです。
今後の政治・経済・庶民生活への影響などは、追ってあるだろう発表を待つことにします。
