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口座開設に関して、ネットで出回っている情報は本当か?
中国正月直前にシンガポールに戻ってきて、今回は予定よりもシンガポールにいる日にちが長引いている。ホアヒンにいないので、なかなかホアヒンのことについてつぶやくネタががなかったのだが、シンガポールネタをアップする時間の余裕もないくらい、今回は毎日ずっと仕事ばかりしている。
本当は来週の頭くらいにホアヒンに戻ろうかと思っていたのだが、来週も仕事が入ってしまったので、ホアヒンに戻るのはまだ少し先になりそうだ。
10日間ほどシンガポールに戻っていたうちの旦那も、1週間ほど前に先にホアヒンに戻っていったので、なおさら毎日仕事だけをしていて一日が過ぎていく感じがする。
シンガポールにいる間は、自分で実際に行って見るということもできないので、その分ネットでタイやホアヒンの情報収集をする時間が増える。
まあ、最近は新たに知りたいことは少なくなってきたので、半分は暇つぶし。
あと、ビザやその他の、ちょくちょく変更になることがらを確認したり、アンテナはって、何か新しい話はないかな~と探しているくらい。
そんな中、最近ツイッター上で、日本人が、タイの銀行のことで色々文句を呟いているのを読んだ。
長期滞在ビザがないと口座が開けないとか、ネットバンキングの機能をつけてくれないとか、ATMカードを一枚しか発行してくれないとか・・・。
もちろん、どれも正確な情報ではない。
銀行口座の開設については、以前もちょっとまとめて書いたので、(タイで銀行口座を開く)重複することが多いが、今日はまたちょっと銀行の話。
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これはタイに限ったことではなくて、アメリカとかオーストラリアといった国でも同様のことがあるのだが、『聞く相手、聞くタイミング、聞き方』で、返ってくるこたえが違うというのは、よくあることだ。
日本人はそういうことを知らなくて、一度ダメだといわれたら、多分そこで直ぐ諦めてしまう人が多いのだろう。
実際タイでの銀行口座の開設も、最初に行った2行では、1年以上の滞在ビザがなければだめだといわれたが、3番目に行った K Bank (Kasikorn bank) では、ビザなしで入国していた状態でも、口座を開かせてくれた。
必要だったのは、パスポートと滞在先の住所と電話番号だけ。電話番号はプリペイドので、全く問題がない。
その時は、自分名義の口座を一つひらいただけだったが、その数ヵ月後、改めて旦那と二人で行って、旦那名義の口座と、二人の名義のジョイント・アカウントも、同様にビザなし入国のステイタスでも開くことができた。
私達は、以前旦那がバンコクに駐在していた時に開いたバンコク銀行の口座を既にもっていたが、その口座をあけた時も、旦那は駐在用のビザを持っていたが、私はシンガポールに住んでいたので、タイにはビザなしで入国したにもかかわらず、二人名義のジョイント・アカウントを開くことができた。
バンコク銀行でも、少なくとも二人のうち一人が1年以上のビザを持っていれば、もう一人のステイタスは問われないということのようだ。(これは10年以上前に開いた口座なので、今どうかは定かではない)
リタイアメント・ビザの申請は、自国でするよりも、タイ国内から申請する方が、用意する書類なども少なく簡単なので、欧米人の多くは、タイに取り合えず来て、タイから申請する人が多い。
その場合、殆どの人が、ビザなしの状態で来て、銀行口座をあけ、そこに母国から送金して、その銀行の残高証明書を使って、リタイアメント・ビザの申請をする。
なので、長期滞在ビザがなくても口座が開ける銀行は、ホアヒンのなかでも特に欧米人の顧客が多いようだ。
長期滞在ビザがなくても、口座が開けるだけでなく、ネットバンキングの手続きも全く問題がなかった。口座を開いたその場で、ネットバンキングの申し込みもし、3日以内に利用開始できると言われたが、その日のうちにOKの連絡が銀行からきた。
夫婦二人ともシンガポールに戻っていた間にも、ホアヒンの方でも色々と支払いなどが発生していて、銀行のオンラインの機能で送金などできてとても便利だった。
シンガポールにいても、残高の確認ができるのはもちろん、同行の他の口座や、他の銀行の口座への振込みも簡単にできる。
ATMカードを一枚しかくれないというのも、正確な情報ではない。
まあ、何も言わなければ、普通は1枚しかくれないものなのかもしれないが、(特に口座開設に一人で出向いた場合)言えば、追加手数料で追加のATMカードを発行してくれる。
夫婦二人で暮らす場合は、二人の名義でジョイントアカウントを開き、二人分ATMカードを発行してもらって、普段の生活費の管理はその口座で・・・というのが便利だと思う。
残念なのは、なぜか理由は分からないが、ジョイント・アカウントはネットバンキングに対応していないということだ。
既に時をかえて、何度か問い合わせているのだが、今の所銀行の回答は同じ。
まあ、これも突然変わるかもしれないので、定期的きいてみることにしている。
我が家では個人名の口座で大きな金額を管理して、毎月の生活費相当分を、ジョイント・アカウントに移し、そこから日々の買い物や食事代などを払うようにしている。
タイでは収入がないので、クレジット・カードを作ることができないが、銀行のATMカードにVISAのデビット機能がついてくるので、VISAカードが使えるところでは、クレジットカードのように使うことができる。
クレジット払いではなく、直接銀行の口座から引き落とされる違いくらいで、使い方自体に違いはない。
どうしてもという場合以外は、タイでの日常生活で、他の国の通貨決済で、他の国の銀行の口座から払うことになるクレジットカードを使いたくないので、タイでの支払いに、このデビット機能はとても便利だ。
タイに住むわけではないが、年に何回か旅行や出張でよく行く・・・という人も、口座を一つもっていると便利だと思う。
ネットでタイの口座に送金して、タイではタイの口座からその都度お金を引き出したり、ATMのデビット機能で支払えば、毎回多額の現金を持ち歩く必要がないので安心だし、レートがいいときにまとめて送金しておくということもできる。
全ての手続きは、窓口で20分ほどで終わり、もちろん通帳もATMカードもその場でもらえ、最長3日以内にネットバンキングにもつながるので、滞在が短い旅行の最中でもどうにななる。
ただ銀行によっては、口座をあけた地域と違う地域にあるATM機から引き出すと、一回20バーツくらいの手数料を取られることがあるので、どこの街で口座を開設するかは、各自で検討したほうがよいようだ。